「東京現代建築ほめ殺し」建築三酔人 新潮OH文庫(2005.3.28読了)

あまり現代建築の本は読んだことがなかったのですが、知識のない私でも爆笑しまくり。”ほめ殺し”とはいうものの、そんなに毒も強くなく、というか、建築業界人は言えなくても、シロウトにとってはそうそうそうなのよ、とうなづくようなことが書かれていて面白い。
それにしても、東京カテドラル聖マリア大聖堂も丹下作品だったのですか。古澤巌さんの無伴奏バッハを聴くのに、これほど適した空間はないだろう、と思っていたのですが・・・あの「隙の無さ」が丹下作品の持ち味なのでしょうか。それにしても、国連大学が頭で都庁が足、って発想はすごすぎ。(丹下氏のご冥福をお祈りいたします)

東京現代建築ほめ殺し―「ウンコビル」から巨匠の代表作まで (新潮OH!文庫)

東京現代建築ほめ殺し―「ウンコビル」から巨匠の代表作まで (新潮OH!文庫)