「赤鬼」日本バージョン 野田秀樹作・演出 (シアターコクーン 2004.10.3)

ロンドンバージョン、タイバージョンに続く第3弾。日本版初演に較べ、妹とミズカネのイメージはかなり違うかも。段田ミズカネは偽悪者のイメージが強かったが、大倉ミズカネはもっとあけっぴろげ。初演はストーリー展開のショックが強かったのでインパクトがあったのかもしれないが、見終わった後にもっと「痛かった」気がする。今回は、「辛さ」よりも「甘さ」を感じた。それも、「赤鬼」のバリエーション?日本版しか観なかったが、ロンドン公演(NHK放映)との対比は面白かったので、ロンドン版は観れば良かったかも。ちょっとだけ後悔。

ところで、、、今回は当日券に並んだのですが、とてもよい席(S席)でした。
もともとコクーンは立見席がいっぱいあるので、最悪当日並べばいいや、という安心感があるのですが、今回は立見席はなし、S席かA席を選べとのこと。電話をかけまくってもぜんぜんとれないけれど、当券発売時間2時間前に行ってこの席がとれるのなら、当日券ってオトクかも。というか、コクーン様ってば良心的!
幕が開いたばかり&雨降りだったので、たまたま並ぶ人が少なかったのかもしれませんが。

コクーンで、来週、維新派を一緒に観る予定のU氏とばったり。なぜか、ハヤカワJA話で盛り上がりまくり。懐かしの日本SFの話ができて嬉しかったですわ〜